死んだらみんな神様仏様なのよ党宣言

靖国参拝、公明も批判 参院予算委集中審議」河北新報 2005年05月20日金曜日(id:kibashiriさん経由)
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/05/2005052001004393.htm

この日の審議で同党の福本潤一氏は、A級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社への参拝について「ヨーロッパでヒトラーの墓に参るようなものではないか」と指摘。首相は「ヒトラーの墓参りをするのとは全く別の問題だ」と声を荒らげた。

福本潤一氏は「ドイツ首相がヒトラーの墓参りをしたら・・・」という例えを使ったようですが。
墓参りしてなんか問題あるんでしょうか。「日本の文化、宗教観」にどっぷりの自分の感覚としてはさっぱり理解できません。ヒトラーとはいえ死んだらみんな神様仏様です。死者に鞭打つような感覚は自分をはじめとする日本人はもっていないのであります。「罪を憎んで人を憎まず」と言うではありませんか。どこまでが墓参りをして良いボーダーラインか?祀られているのが個人か集団か?裁判で裁かれたのかいないのか?なんて死者に対してそれほど選別をしなければならないのでしょうか。
小泉首相も声を荒げてる場合ではありません。このような質問には
「ヨーロッパは日本とは文化も宗教観も違いますからヨーロッパの人たちがどう反応するかはわかりませんが、日本人である自分の感覚としてはヒトラーの墓に参る行為、そしてその心情も理解できる」
とか
「そのドイツ首相が日本文化に傾倒していたり、神道信者だったらそういうこともありうる」
と答えるべきではないでしょうか。

さらに言うなら小泉首相こそヒトラーの墓に参るべきなのです。
先の大戦をともに戦った同盟国の指導者に敬意を表するのは日本人として当然の行為です。
しかも彼は既に故人です。我々の感覚からすれば神様仏様です。
ヒトラーの墓の前で不戦の誓いを新たにすべきです。
そしてそれはヨーロッパの人たちにも日本独自の文化、宗教観を理解してもらう絶交*1のチャンスなのです。

*1:変換ミスです!!