すこし激怒

検定撤回は将来禍根…米軍施政下「沖縄戦の真実」封印   
産経新聞 2007年10月16日)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/91304/

また、泣き声で米軍に見つからないよう、「日本軍により幼児が殺された」とする教科書記述にも異説がある。
 匿名を条件に取材に応じたある地方議員は「老人会でのひそひそ話に耳を疑ったことがある。子供が軍命令で殺されたとして遺族年金をもらっている人について『あの人、本当は自分で殺したんだよね』と話し合っていた」と語る。

産経新聞といえば「不確かな情報*1をもとに我々の祖父母の名誉を毀損することは許さない」というのがポリシーだと自分は認識していましたが、なんなんでしょうこれは。
「老人会のひそひそ話」要するに噂話を聞いたことがあるっていう匿名希望の地方議員ってどんだけ不確かな情報ソースなんですか。
そんなものを根拠に沖縄戦で子供を亡くした人をうそつき扱いするってこれはもう単なる誹謗中傷でしょう。
結局産経が守りたいのは「当時の日本人の名誉」なんかじゃなくて「大日本帝国軍の名誉」ってことなんでしょうね。

*1:産経基準による